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学校では壁を伝って歩いていた。小学4年になって、まわりから、「あまり無理はしないように」と言われるようになった。そういえば、同じ筋ジスの兄貴もそうだった。。数日後、学校では、兄貴の”おさがり”の車いすを使うようになった。
ある日、夕飯の支度をしていた母親に、「僕の病気は何?」と、聞いてみたことがある。今になって思えば、そのときの母はどんな心境だったのだろう。。母の表情は覚えていないが、確か。。兄貴から、「そんなのは自分で調べるんだよ」って言われた気がする。