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まい・エピソード: 東京オリンピック

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昭和38年。札幌にある大学病院の整形外科病棟に小学校5年生と6年生の2年間入院した。入った病棟は大部屋で15人ほど。大人の人ばかりだった。
毎日検査ばかり。学校はなく、遊びといっても病棟を散歩するくらい。たまに、大人の入院患者さんに将棋を教えてもらった。
病院を抜けだしたこともある。その頃には、同じくらいの年齢の子もいて、数人で何度も抜け出した。病院の近くには、焼き芋屋やトウキビ屋があり、よく買って食べたことがあった。

翌年の昭和39年には、東京オリンピックが開催された。病棟では、テレビが一つだけあり。人だかりができていた。その頃、病院にまだ数少ない車いすにのってみた。興味があったからだが、こぐのが楽で早く動けた。それから、歩くのをやめた。今になってみると、ちょっと後悔だ。
中学になるときに、八雲に入院した。当時は、まだ養護学校はなく、ひまわり分校だった。養護学校の設立は昭和45年だ。
教室は、病院の中にあって、3つの部屋があった。午後からの授業だった。

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