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まい・エピソード :登校拒否

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小学校に入学してすぐに、上靴がゴミ箱に捨ててあった。
あー。これがいじめなんだとすぐに気づいた。
小学校中学校を通して、気のおける友人という友人はなぜだかできなかったように思える。
いじめを強く意識するようになったのは、小学校3年生の時。
”ばかだの、遅い”など、言葉のいじめを感じるようになった。
その頃だろうか、1週間ほどのストライキを起こす頻度が増えていった。母親もうるさく、学校に行きなさいというが、それでも断固学校に行かずにいると、担任の登場となる。

「勉強が遅れるぞー~」とはじめは優しい口調だが、かたくなな僕にあきれたのか、最後は決まって、抱きかかえられて無理矢理に学校まで連れて行かれることを繰り返していた。

「いじめへの不安?」
それもあるが、その頃には、床からも自分で立ち上がれなくなり、車いすを使う頻度も増えていった。体育に参加できない、いろんな活動の制限が僕の学校へ行くという意味を失わせていたかもしれない。

再び学校へと思うようになったが、小学3年の秋に、盲腸で入院したことがきっかけだった。
クラスメイトからたくさんの励ましの手紙をもらった。
はっきりは覚えていないが、そのことがうれしくなぜが安心した感じがした。

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