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まい・エピソード :そうぞうあそび

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小さい頃から、よく頭の中で独り言をいっていた。(今もやっているけど)自動車の効果音や、考えたことを自分の中で想像するんだ。想像遊びは僕の支えだった。

ばあちゃんや姉ちゃんには、「変な癖がつくからやめなさい!」って何度か注意されていた。良いことじゃないって。
今思えば、健常者になりたかったからだと思う。でも、そのときは、車を運転したいって気持ちや、寂しいって思いから。。。
早く大人になりたかったと願っていた。大人になると、力がつくと思っていたから。車を運転できれば、少しは気分が変われるかなって思っていた。
でも、高校生になっても、どんどん力は落ちてきた。ちっとも思っていたことと違う。歩いている時のほうが咳や肺の力があった。
でも、こうなるんだろうってことは、周りがそうだったから、昔から感じていたことだった。
だから、高校になったとき、「もう想像遊びはやめないって決めた」
卒業したとき、18歳で、想像遊びで車の免許をとった。
外泊のとき、家までは10時間くらいかかる。助手席に座っていても、十分にドライブの気分になれたんだ。

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