記事一覧

トップ > 紹介 > 福祉施設が「見学料」:道新より

福祉施設が「見学料」:道新より

北海道新聞記事より、関心のある記事を拾い読み!

先進的な取り組みで多数の視察 福祉施設が「見学料」

見学者が多数訪れる福祉施設に、「見学料」を求める動きが出ている。
見学料の導入は、見学者を制限したい考えもある一方で、施設で働く人の工賃向上や障害の啓発に役立てようと積極的にプログラムを組む施設があるとのこと。

記事では、浦河べてるや、函館では、おしまコロニー、社会福祉法人かいせいなどの談話が載っています。

---------------------------
見学料によって、施設が閉鎖的にならないかとの危惧もあるようだが、そもそも、情報という目にみえないものに対し、「対価」を払う意識が薄い気もする。
タダで得た情報と、何かしらの代償を払った物では、そこに抱く価値も変わるだろう。見学料という言葉の響きに抵抗があるのかもしれないが、相互に繋がっていくためには、ギブアンドテイクが必要なのではと思う。

コレスペの開始当初、「お金」の授受の発生に及び腰であった。それは、医療や教育の中で果たして、よいのだろうか?と漠然とした不安からであった。

今では、不安も払拭され、お金をもらうことで、作成する製品に対しての責任感や、よりよいものにしてほしいとのことで、発注側も製品の出来に意見ができる。
学校と病院を名刺のサンプルができ何回も往復して帰ってくるが、「だめ出しされたー」と苦笑いでもうれしそうな彼らの姿をみる。

特別講演の講師を入所者が務めた際には、事前の打ち合わせを何回も重ね、よりよいものに仕上げていこうと相互の交流があった。このプロセスにこそ、教育的な配慮があったのだと思う。
お金の多さ少なさはあまり関係がない。何かしらの活動(仕事)の中で、人と人が目的をもった活動が行えることが”はたらく”という形になってあらわれるだけである。

コメント一覧

2009年09月28日(月)17時18分 編集・削除

学校で読みました。

コメント投稿

投稿フォーム
名前
Eメール
URL
コメント
削除キー
投稿キー
投稿キーには「1356」と入力してください。(スパム対策。)