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高齢者のシーティング

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座っている姿勢は、テーブルでの作業に影響しますが、どんな姿勢だと良いか考えたことがありますか?

 「きょうつけ~!」のかけ声にもあるように、背筋をピンと伸ばした形が、いわゆる良い姿勢と呼ばれていますが、実際にその姿勢を保ってみても、ものの数分が限度で、背中が痛くなってしまいます。いわゆる良い姿勢とは、背中の筋肉やお腹の筋肉を常に働かせているため、疲れるのです。ここで、注目すべきは、図にある骨盤の傾き!

今、皆さんはパソコンの前にどのような姿勢で座っていますか?

ここでふっと力を抜いてみると、左の図のように身体が丸くなるような感じがしませんか?または、画面に見入る時は胸やお腹が机につくのではないだろうか?この時は、右図のように骨盤が前傾しています。
このように姿勢の源は、骨盤から作られるようです。

高齢者の場合、身体の筋肉が衰えてくると、左の図のような形になりやすく、骨盤が後傾し、背中が丸くなりやすい。そのため、机にもたれた作業姿勢になっていることがしばしばみられます。

そこで、この骨盤から腰椎前彎のサポートをすることで劇的に、作業活動がしやすくなるのです。

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