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福祉機器ってなあに?第9回勉強会

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今日の話題提供者は、高校一年生の『ゆうた』くんから。
「大乱闘スマッシュブラザーズ」という任天堂のゲームのついての話題です。こんなにおもしろいよと、どんな技が出るのか、どんなしづらさがあるのかを紹介してくれました。

聞き上手に必要な視点を覚えていますか?
「笑顔」「目をみる」「あいづち」「うなずき」
と、『ゆうた』くんの話を聞いていた、みんなは、聞く姿勢になっていたのか?
いかがでした?

『ゆうた』の発表は、好きなんだという強い思いは伝わってくるのですが、ゲームの内容を知らない人にはイメージがつかめません。

そこで、「人にどうしたらわかりやすく、伝えることができるか?」今日はこの辺のことでディスカッションしました。

ポテトチップ会社の社長だったら、何を知りたいか?
当然、商品がおいしいのか?どう満足なのかを知りたい!という風になりますが、それをどうやって教えてもらえばいいのでしょう?
一つには、アンケートで、意見を募集する方法があります。
では、どんな項目を作りますか?

・価格
・量
・パッケージのデザイン(形・大きさ・色など)
・おいしさ
 :堅さ・味・etc

などがありますよね。この他にも実際のアンケートでは、企業が聞きたい内容が項目別に並べられていると思います。

でも、これって、企業側が聞きたい項目になっており、出てきた回答が、都合のよいように、解釈されることもあるのです。

アンケートの最後に、自由記述の項目がありますが、そこに現れた表現を、テキストマイニングという方法を用いて、顧客がどんなことに満足しているのかを聞き出す手法があります。
例えば、ブラジャーの装着感など、項目では表現しにくいことも、きつい・ここちよい・ぴったり・ごわごわなどといった、形容詞を整理していくことで、どんな傾向があるのかを調べたりします。

福祉用具を使う立場で、物事を分析するにしても、満足度を忘れてはいけませんね。

今回、気持ちだけの説明ではなく、項目を整理して伝えることで、人に伝わりやすい情報になることを学びました。

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