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福祉機器開発人材養成講座 第3回目

ファイル 746-1.jpg

ただいま、「筋ジス患者のiPHONE活用」で至難中のメンバーら。

本日はそれぞれが、自分たちが使うとしたら?とのテーマでプレゼンをしていました。
ファイル 746-2.pdf

多くが、「電源ボタンが押しにくい」「HOMEボタンが押せない」「タッチパネルが操作しにくい」との自分にとっての入力のしづらさを表現していました。
 
しかし、使いにくさだけの、情報には価値は大きくありません。
『もし、みんながSOFTBANKの営業担当になったら?』この製品を同じ、重度の障害をもつ方にどう勧めていくか?
以前、八雲病院に入所している方の携帯電話希望を募ったところ、多くの方が必要ないと答えています。
自分も必要とないと思っている製品を、よい物として売っていくことはできません。

本日の講座では、「情報の価値とは?」で話し合うことになりました。
携帯電話をいらないといっている方でも、パソコンは必需品で、インターネットの利用では、メールやチャットなどのコミュニケーションとしての利用が第1であることが多いようです。

今では、パソコンできることは、ほとんど携帯電話でもできるようになっています。そこの差を埋めることができれば、価値を見いだせると思うのですが。。いかがでしょう。。

コメント一覧

丹羽 Eメール 2009年12月02日(水)20時41分 編集・削除

先週、八雲養護学校であった道病連大会の折りに、コレスペに寄せてていただいた、iphone愛用者の丹羽です。

時間をとって、話を聞かせていただき、ありがとうございました。

さて、携帯電話やiphoneなどは、WIFIなどとの無線LANとの接続環境が急速に整いつつあるので、使われることが増えてくるのでしょうね。

電源やHOMEボタンは押しにくいのですが、ケースの方で工夫するか、車椅子への固定器具の方で工夫ができたらいいですね。
角度センサーの活用など、パソコンでは使用できないソフトも開発されていますので、小さいパソコンではなく、特徴を生かして障害のある方が使いやすいソフトがもっと開発できたらいいでしょうね。

10月にFLASHで、iphone用のソフトが開発できるようになるという記事がありましたので、多くの方がiphone用のソフトを作成するようになるのかもしれません。
http://clockmaker.jp/blog/2009/10/flash-cs5-iphone/

おっと、iphoneの話が長くなりましたね。
取り急ぎ、お礼を言いたくて、コメントを書かせていただきました。
ありがとうございました。

ドラえもんOT Eメール URL 2009年12月02日(水)21時16分 編集・削除

丹羽先生どうも。先日の研修会では、講演並びに、見学ありがとうございました。
いつも、思っているのは「そして。。。?」です。
支援機器が、どう繋がっていくのか?
それは個人個人の教師や支援者が考えることだと思いますが、彼らをみていると、一つの機器の可能性に驚く毎日です。ぜひ、一緒に研究させていただく機会がありますと幸いです。今後とも宜しくお願いいたします。(*^_^*)
こちらもご参考ください。
http://koresupe33.dtdns.net/corenews/data/upfile/523-2.pdf

丹羽 Eメール 2009年12月08日(火)16時05分 編集・削除

ドラえもんOTさん、早々にコメントをいただき、ありがとうございました。
情報支援については、国内では、規格(JIS)を始めとして、支援機器やアクセシビリティー、ユーザービリティーなど様々な取組が行われ、周囲の環境はかなり整っているにもかかわらず、広がっていないことが課題の一つだと思っています。
例えば学校での教科指導の中で、どの様に指導の中で取り入れていくかなど、教科の指導体系に沿った活用が示されていないことも広がらないことの理由の一つだと思います。
事業仕分けの中で、特別支援教育におけるICT活用という事業がありましたが、多くの事業の中の一つだったので、このことについては、ほとんど話をされることなく「廃止」と仕分けされています。
今後、個々の事業仕分けに関する意見や政治的な判断等により、最終的な予算が確定すると思います。
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/pdf/nov11kekka/3-7.pdf

学校において、支援機器等の活用が今まで以上に進み、早い段階から仕事を意識した指導ができるようになりたいものです。

こちらの方こそ、一緒に研究を進めることが機会がありましたら、よろしくお願いいたします。