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まい・エピソード: くみたいそう

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筋ジストロフィーにとって、運動会ってあまりよい思い出がないと聞くが、僕はそうでもない。いろいろなことに挑戦する機会でもあった。
小学2年の頃、50メートルの徒競走は遅いけど出場した。
車いすになってからも、運動会にはなるべく参加し続けた。5年生なって、組み体操の種目が追加された。
先生からは、「どうする?」と聞かれたが、そういえば、普段の遊びの中で、友達が車いすの上で遊ぶことがあったので、それならばと、車いすを使って組み体操に出場できないかと担任と相談をすることになった。
どうやら、自分は危険な遊びを好むらしい。(^_-)
道理で、生傷が絶えないわけだ。

「先生も乗る気で、じゃあやってみようと」いうことになった。
ピラミッドの組み体操では、下の段が3人で上が二人、頂上が一人。僕は、下の段の端っこで、2段目の子が車いすの肘掛けに足をおいて、ピラミッドの形をつくった。

さて、次はブリッジだ。
ブリッジは、二人一組のペアになって、足をもって逆立ちをするような形になる。
僕の場合は、車いすの介助バーに足をかけて組むことにした。
実のところ、快く後押しをしてくれた担任の先生でも「ひっくりかえるのでは。。」ひやひやものだったらしい。(@_@)

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