「Pete」は、キーボードやマウスの操作が困難な方向けのWindows用文字入力、操作支援ソフトです。
画面に表示されるソフトウェアキーボードを使って、Windowsの各種アプリケーションソフトへの文字入力ができます。
操作する方法はマウスを使って入力するほか、1スイッチでのオートスキャンによる入力でできるようになっています。
☆「Pete」の優れた点。
「Pete」の特徴は携帯電話のように、予測変換機能があることです。「Pete」が次に使う可能性が高い単語の候補を予測して示してくれるため、少ない操作で文字入力をすることができます。また、文字入力だけではなく「Pete」が次に行う可能性の高い操作も予測して示してくれるので、Windowsやアプリケーションソフトの操作も少ない操作で行うことができます。
☆「Pete」が新しくなった。
「Pete」がVer.2.0になってWindowsVista,7に正式対応となりました。
従来製品では横サイズのソフトウエアキーボードを画面の下に固定表示となっていましたが、縦サイズと横サイズが変更でき、表示する位置も画面の上下左右に設定できるようになりました。また、画面を広く使いたい場合に、ソフトウエアキーボードを最小化できるようになりました。
従来製品の横表示 「Pete」を最小化できる
☆専用のWebブラウザも。
「Pete」Ver.2.0にはオートスキャンによる入力に便利な専用のWebブラウザ「Peteブラウザ」が付属されていて、これにも予測機能があり、操作やWebページ閲覧が少ない操作で行うことができます。
☆実際に使ってみての感想。
単語予測変換は文章を長く打ち込むのに、とても便利でした。
予測変換はATOK2011にもありますが、候補を選ぶためにTABキーやSIFTキーなどを使うので、ATOKの文字バレットとスクリーンキーボードの両方を使わなくてはならず、その分マウスの操作が増えて、あまりスムーズに作業が進みません。
「Pete」では候補をすぐに選べる点が良いと思いました。
☆入手先など。
「Pete」Ver.2.0はシェアウェアとなっています。
料金は1,200円です。(二週間試用ができます。)
Windows XP対応の従来製品「Pete」Ver.1.54はフリーウェアとして、無料で利用できます。
入手先
Pete WEBコミュニティー
http://www.ideafront.jp/PeteHP/info/index.html
文責:よっしー