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ひらけごまへの質問:ナースコール

Q.病院の備え付けのナースコールが使えないため、病院側に他に患者本人にあったナースコールを病院側のお付き合いの業者さんに探して頂きたいと相談したところ、アーム式センサースイッチしかないと言われました。患者の病名は難病の筋委縮性側索硬化症です。他にいろんなタイプのスイッチがあると聞きましたが、どんなものがあるかを教えてください。

A.ご質問ありがとうございます。筋萎縮性側索硬化症の方の場合では、比較的早い時期に筋力がなくなる場合があります。少し先を予測して進行にあわせたスイッチを探してあげた方がよいかもしれません。
通常、筒型のボタン式スイッチ(一般病院で常備されているナースコールスイッチ)が使えなくなると、押す力や形状を工夫します。

ナースコールの工夫を考える際は、施設内でどこのメーカーのシステムが入っているかを確認します。
国内大手の(株)ケアコムでは、オプション製品が用意されています。
その中では、ソフトタッチスイッチ、または、マルチケアコールが該当するかと思います。
ファイル 821-2.jpg
http://koresupe33.dtdns.net/corenews/diary.cgi?no=386マルチケアコールは、「光」「音」「タッチ」と3種類のセンサが内蔵されています。

それ以外の対応では、本来ナースコールとしては許可されていないコミュニケーション機器のスイッチを施設とご本人の了承を得て流用していく方法です。
国内では、数社が取り扱いをしています。
パシフィックサプライ株式会社
(ただし、スイッチそのままではナースコールスイッチとしては利用できません。施設のナースコールシステムに合う用に工夫が必要です。
検討したいのは、
押しボタン式スイッチ
ファイル 821-1.jpg
タッチスイッチ型
ファイル 821-3.jpg
ファイバースイッチ型
ファイル 821-4.jpg
PPSスイッチ
ファイル 821-5.jpg
などです。詳しくは、こちらをご覧ください。

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