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俺にあったマウスを探せ 第1話

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さて、福祉機器チームの『なべ』ちゃん。
最近、パソコンのマウスがどうやら使いにくい様子。
そこで、三人そろえば文殊の知恵。
これまでの経験を活かすことになりました!

原:「どんな風に使いづらいの?」
渡:「マウスをセッティングしてもらう、腕の位置に時間がかかる。もっと、ぱっと設置できないかな。それと、ドラッグがやりにくいなー。」
江:「左手の手首のところはどう?」
渡:「一時間くらいつかっていたら痛くなるかな~」
原:「痛くなったら、操作にはどのように影響するの?」
渡:「手に力が入らなくなるよ~。」

江:「じゃあ、トラックパッドはどう?」
渡:「うーーん。カーソルが動きづらいかなー」
原:「小指全体で押しているからだよ。指先はどう?」
江:「ジョイスティックマウスだとどうだろう?」
渡:「うーーん。同じ。右に動かしづらいかな。車いすのコントローラの位置だったら押せるかも。。」

こんなやりとりで、30分ほど、道具をひっかえとっかえ迷走しました。
筋ジスの特徴は、力の弱さと、動きの範囲の狭さ。
それではということで、小型のマウスや、ジョイスティックマウス、トラックボール、トラックパッドの、ポインティングデバイスを使ってみましたが、結果といえば、全滅。。
渡辺:「なんか、モチベーションがさがったー。一個のスイッチでやるしかないのかな」っと、試行錯誤が身を結ばなかった時は、このように、気持ちさえも下がってしまうことを自ら体験したようです。

さて、道具の導入だけでは、うまくいかない、筋ジスのマウス操作。どんなチェックポイントがあるのか?
これから、怒濤の第2部がはじまる!

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