ひさびさに、『あきよし』くんの部屋にいくと、最近はやりの「デジタルフォトフレーム」がおいてありました。
でも、この角度ではどうやっても自分では覗けません、
理由を尋ねてみると、自分の描いた絵を訪れた人に見せるためにおいてあるのだそうです。(^_^)v
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ひさびさに、『あきよし』くんの部屋にいくと、最近はやりの「デジタルフォトフレーム」がおいてありました。
でも、この角度ではどうやっても自分では覗けません、
理由を尋ねてみると、自分の描いた絵を訪れた人に見せるためにおいてあるのだそうです。(^_^)v
彼のベッド周りに、病棟スタッフも集まり一言。。。
「でかい。。。」
これまでだいたい、重さの関係から、液晶モニタの大きさは15インチから17インチ。
今回は、CANDELAの22型ワイドとビックサイズ!
「まるで映画館だー」
(^_^)v
おさむくんの電動車いすはジョイスティックコントローラではなく、スイッチ操作。
熱可塑性素材を使って右手に一つ。
ジェリービーンスイッチの右足。そして、徳永装器研究所
のホッペタッチスイッチTを顎の位置で使います。
さて、これからは、この3つのスイッチで電源・ティルト・スピードと、前後左右の操作ができるように工夫します。
ファンコムの松尾さんとの共同プロジェクト!もぼちぼち動きだしていますよ~。(*^_^*)
この装置。1入力ではオートスキャン・ステップスキャンができ、
2入力(二つのスイッチ)では、選択と決定。後、5つのスイッチでは、前後左右と決定の機能があります。
レッツチャットでおなじみのファンコム株式会社の松尾さんからお仕事をいただきました。
現在、テクノエイド協会からの助成で、携帯電話のボタンが押せない人でも、操作しやすいようなコントローラを開発しています。
今回は、試作機のモニタ。
詳細はメンバーの彼らから後日報告してもらいますね。
プレイステーション3用のリモコンを工夫してほしいとの相談が舞い込みました。
どうやらベッドに横になった姿勢で操作をしたいようです。
まずは蓋をあけてみるとフィルム基盤がごしゃごしゃと。。。
そこで、どのボタンがどこにつながっているのかを探る、地道な作業が始まるのです。。
手や足などの防寒などのアドバイスがあったらおねがいします。
よく北海道ということで、防寒の対策のことを聞かれますが、外に出歩くことがめっきりと少なくなるので、それほど特別な装備を見かけることはありません。
手袋にレッグアーマーくらいです。写真のレックアーマーは、お母さんの手作りで、ブーツのように横がファスナーになっています。
また、手袋は、手指の拘縮がある場合では、4本指が一緒の手袋をしている方が多いようです。
写真は、併設校の学生が、授業で考えたアイディア商品です。
何でも、NASAが開発したというシートを手袋代わりにしたらどうかと考案していました。
上記のような手袋をした場合に、車いすのジョイスティックコントローラの操作が困難になるため、覆ってしまうのはどうだろうか?の発想だったようです。
今回ご紹介するのは、共栄プラスチック株式会社のせぼね君!
紙を挟むクリップとしても重宝しますが、スイッチの固定に利用すると、微妙な位置を調整できるので便利です。
購入先は、通販でも買えますが、東急ハンズでは、一個一個のばら売りでも買えるようです。
また、同じ7㎜の径の流用出来るパーツがアソブロック
という玩具で販売されています。
楽天市場では、流用できるパーツが、スペアパーツとして販売されています。
アソブロックを利用した方が、単価的には安く買えます。
本日もWEB会議でしたが、ちょっといつもとは感じが違う様子。。
実は、以前よりWEBカメラ内蔵のマイクや、skype対応フォン
を試しながら、スカイプを利用していました。しかし、声の大きさ(呼気量)や、口の動き(構音)に支障のある彼らではこうしたマイクでは、適切な音を拾うことが難しかったようです。
そこで、単純ですが、それぞれの個人のヘッドフォンマイクを並列接続してPCにつなげてみることにしました。
このような場合は、マイクミキサを利用するようです。
今回は、DDD 3D無線クラブ さんを参考に、簡易マイクミキサを自作。
意外とうまくいったようです(^^)
さあ、今年も仕事や遊びに充実していた面々。
年末のまだまだ、年賀状やカレンダー販売のお仕事で忙しい手をちょっと止めて。イベントですよ!
イ・ベ・ン・ト(^_^)v
突如、コレスペ企画。『みんなで合奏・第九でドン!』
本日は、初の練習日。意外や意外、みんな上手いです!(*^_^*)
24日にコンサート予定です。
2004年に経済産業省のグッドデザイン賞を受賞したこともある、
V-MOUSE。
鉛筆を持つようにマウスカーソルを操作できるスタイルです。
しかし、実際に使った感想を聞いてみると。。
「斜めが書きづらい。。」とのこと。
よくよく観察してみると、手首を動かさずに、親指と他の指を大きく動かすことでマウスを操作していました。
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの場合、手を机から離して保持することができません。そのため、手首が接地したままでの操作になるので、ペンを握ったまま前後左右と動かさなくてはならないようです。
標準型マウスでは、例えばこのように利用されています。
本日の音楽の授業では、ハンドベルを使っていました。
でも、ちょっと一工夫。
なんでも、箸の先端に5円玉を取り付け、輪ゴムで止める。
ここで、ポイントなのが、5円玉のままだと、音が鳴り響くので、
ボンドを周りにつけると、ちょうどよい音色になるとのこと。
さすが、音楽教師です。!(^^)!
今仙技術研究所の電動車いす用のオプション品の一つ、フォースセンサというコントローラがあります。
これは、既存のジョイスティックとは違い、IBMのThinkPADの赤ぽっち(トラックポイント)と、似たような構造。ひずみセンサにより左右前後どちらかでもその力を感知するというもの。
この構造によって、動きの範囲が狭くなる筋ジス患者にとって、最高とも思える試用なのですが、中には使いにくさを訴える人もいます。
通常スティックを倒すと、下向きの力と横向きの力の双方に力が分散するように働きます。下向きの力は、重力の力を借りて手の自重などで代償されるように働くので、スティックを傾斜させると、ほぼ横向きの力がなくても操作を可能とします。
このため、フォースセンサのように傾斜しないスティックは持続的に力を必要とするので使いづらさを感じてしまうようになるようです。
さて、新しいフォースセンサコントローラは、誤操作防止用に、指がスティックから離れると、車いすが停止する仕組みになっています。
しかし、爪部など絶縁部で操作はできないため、動きの方向が制限されている筋ジス患者の場合は、利用にあたっては、調整が必要となります。
本来このような使い方はできませんが、とりあえず操作できるように、親指にアルミホイルを巻いてみました~。。
残存筋部位がまだらに残っている筋ジス患者が、2軸の動きを必要とするコントローラを使うためには、ただ、動きが狭く、力が弱いという特徴のみならず、動きの方向を考えていかないと、うまく利用していくことは難しいのかなと思います。
国立特別支援教育総合研究所で、支援機器等映像マニュアルが紹介されています。
これは、「障害のある子どものための情報関連支援機器等の活用を促進するための教員用映像マニュアル作成に関する研究」(平成19年度~20年度)の成果だそうです。報告書も閲覧できます。
東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室と、ソフトバンクモバイルは、携帯電話を活用した障がい児の学習支援研究プロジェクト「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」をたちあげています。
学習支援マニュアルが下記で公開されています。
障がいのある子どもたちのための携帯電話を利用した学習支援マニュアルの公開について
PSPの新機種が発売されました。さすが、ゲームマニアが多い彼らのこと。いち早く手に入れ、OT室に見せにきてくれました~。
スライド式で、入力部が登場。
操作性は、ボタンは固く、アナログジョイスティックも、ちょっと操作がしづらそう。
でも、今度のPSP GOは、PS3のアナログジョイスティックコントローラをワイヤレスでつなげるとのこと。
早速その作業に取りかかっていましたよ。(^_-)
その熱心さを少しでも、仕事の方に、回してくれないかと、OT室の周りの視線が。。