プレイステーションのコントローラには、振動用のモーターが二つ内蔵されています。
このモーターの軸の片方におもりがついており、モーターが回転することで、回転軸がずれることによって、振動させる構造になっています。
さて、このモーターのために、コントローラが重たく操作しづらいと感じている方もいます。そこで、このモーターを外すことができます。
重さでいうと、50グラムほど軽くなります。
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小さなジョイスティックを操作することで、電動車いすの移動が可能になることもあります。その際は、いろいろな筋肉の運動をあわせて操作をしていることに気がつきます。
電動車いすで移動するためには、操作する機器が必要です。標準では、ジョイスティックと呼ばれる装置が必要ですが、彼らの場合、そのために必要な左右と前後の2軸(XとY軸)の動きが得られるだけの運動がないために、操作ができません。
そこで、3つのスイッチを利用し、電動車いすの操作を可能にしています。
いよいよ制御装置の作成です。写真では、フォトカプラという部品に配線をしています。制御装置は、DSから電源を引っ張ってこられないために、外部から電源を供給させます。そのために、DSと結ぶためには、電気的に別にしなくてはなりません。
さて、これまでのゲームボーイや、PSPなどの携帯型ゲーム機器とDSが違う点は、タッチパネルでゲームが操作ができる点にあります。
ボタン操作がすべてタッチパネルで操作できるゲームは、個々のゲームの仕様により異なりますが、電動車いすのジョイスティックや、標準型マウスが操作可能で、2軸(X-Y)の動きが可能であるなら、タッチパッド操作ができると思います。
現在考えている、障害者仕様というのは、このような2軸の動きが、難しい方を対象としています。
今仙社の電動車いすのティルト操作は、モードを切り替えて、ジョイスティックレバーの前後で操作するか、介護者用のトグルスイッチによる操作になります。
今回の依頼は、1個のスイッチで、ティルト操作ができないだろうか?との相談でした。
授業で、マウス操作をするので、ジョイスティックが操作できない。介護者用のレバースイッチの操作が困難とのこと。
そこで、下記の仕様の制御装置を作成してみました。
・「トン・トン・ツー」「トン・ツー」といったように、スイッチの押し方により前後のティルト操作をするように工夫しています。
名古屋うち。
この単語を知っている人は、このニュースを見ている人の何人が知っているのだろうか?
以前、日本にブームを巻き起こした「インベーターゲーム」。以前は、ビデオゲームといえば、喫茶店にならぶ、テーブルゲームが主流だった。
さて、『ともくん』はどうやら、ドラミOTと、自分専用のゲームコントローラに悪戦苦闘中である。
「1・・2・・・3・・・」スイッチの数を数えてみると、からだ中にとりつけた6個のスイッチでレーシングゲームと格闘中!(~o~)たまげました。。
中でもおもしろかったのが、左ほっぺを舌でふくらませて、スイッチを押すという荒技!
「いけー、なごやうちやー」(-_-;)
ここは、僕が自分でカメラでとった自分のベッドまわり。
紹介すると、左から、ベッドランプに、ナースコール。ちなみに、ナースコールは、4回スイッチをおしたらスイッチは入る、制御装置つき。
そして、大事な呼吸器(LTV) オレンジの袋は、救急蘇生用バック(アンビューバック)が入っているよ。
壁にある、黒い箱は、ワイヤレス無線LANのアクセスポインタ。
棚に入っているのは、デスクトップPC。そして、横になりながら、パソコンができるいように、テレビモニタをキャスター付きの支柱につけているよ。(*^_^*)
そうそう、天井から下がっている、黄色い鎖は、ギャッチアップ(背をおこして)して座っているときに、鼻マスクの蛇管をつり下げておく時につかいます。
いろいろな工夫が詰まっているベット環境です。
さて、今回は、取り出した配線をまとめて、いよいよ、制御装置へ。。。
と、その前に、数個のスイッチで操作するとして、どうやって、目線の高さにDSを固定しましょう。。。
コレスペニュースで数度登場している、ゴリラポッド。
これをDSにつけてみました。
意外に、GOOD
ベッド柵にも固定できそうです。
一つ一つのボタンから、配線をひっぱってきます。
全部で12本(ボタンの数)と、GNDの13本。
ここまで、外部スイッチとつなげて上げると、そのままDSの操作ができます。
しかし、スイッチを12個使えない場合は、数個のスイッチで操作する方法を考えなくてはなりません。
次回は、制御装置の制作です。
あの、『レッツリモコン』が、大手家電専門店、われらの「ヨドバシカメラ」での販売が開始されたようです。
ポイントがたまるよ!
ヨドバシカメラ
さて、ドラク○9の発売で、DS熱が再びのこの頃、みなさんはいかがですか?
他の機種と比べて、タッチペンで操作できるので、口にペンを加えたりと、いろんな工夫をしているかたをみかけます。
それでも、タッチペンをうまく使えない。どのような工夫があるの?という相談があり、どんな工夫が可能かを考えてみることにしました。
いつも通り(~o~)。分解作業から。。(注意!よい子はまねしないように!(@_@))
ボタンの下をのぞいてみると、金属の基盤の表面がみえてきます。
ここが、接触すると、ボタンがおされたことになるのです。
さて、次回は、配線を取り出す作業です。
みなさんは、どんな車いすを使っていますか?
外国産?国産?もしくは、ティルト?リクライニング?
でも、それって、なぜ、その車いすなのでしょうか?
数回に分けて、そのあたりを一緒に考えていきたいと思います。
デュシェンヌ型筋ジストロフィーでは、身体の筋力が低下するために、脊柱を支持できなくなり脊柱変形がおこりやすくなります。
このような、脊柱変形へのマネージメントとしては、
・外科的治療法:脊椎後方矯正固定術など
・保存療法:
理学療法: 関節可動域訓練 ・歩行訓練・起立訓練
装具療法: 下肢装具 ・体幹装具(胸腰椎伸展位)
座位保持: 骨盤後傾位を作らない姿勢を奨励
電動車いすの早期導入
が紹介されています。
デュシェンヌ型筋ジストロフィーでの脊柱変形の分類は、1975年にWilkins& Gibsonらの分類が知られています。
特徴的なのは、group5のいわゆる、胸腰椎前弯型(左図)と、group2の胸腰椎後弯型(右図)です。
この二つの座位姿勢。両方とも、自分の力では座っていることが難しいため、何かしらの支えが必要になってきます。後弯型では、背もたれに対して、
前弯型では、前面のベルトが必要です。
さて、次回は、これらの脊柱変形での支持のポイントを考えていきたいと思います。
Wired Ring Mouse(DN-WR521W)
このマウスは、とにかくちっちゃい。
いままで、リングマウスと呼ばれていたものだと、手の中に入りづらかったが、これだといけるかも?
ファイル 533-5.mpg
カメラを手で持てない彼らは、照明用のアーム(マンフロット社)に取り付けて写真撮影をしていますが、カメラのアングルってどうしているのでしょう?
左右のアングルは、車いすを左右に振ればよいのですが、少し角度が上を向いている場合は、ティルト(チルト)を倒して、写真をとっているんですねー。ほー(~o~)
・電動車いすの角度を変えるには、ティルトとリクライニングがあります。
通常、背もたれだけが、倒れるのをリクライニングで、背と座面の角度が変わらずに倒れるのをティルト(チルト)といいます。
配線がぐちゃぐちゃー。
これは、八雲にきて最初に作成した環境制御装置です。
今ではマイコンを使うと数点の部品ですみますが、まだこの頃は、CMOSや74シリーズのICなどの部品を数十点も使う必要がありました。
一つのスイッチでテレビのチャンネルが変えられないだろうか?
こんな疑問を解決するのにはまだまだ高価なお金を必要とした時代の話題です。
まだインターネットが普及する前、パソコン通信のniftyの会議室にそんな話題を書き込んだところ、回路図を描いてくれた方がいらっしゃいました。
まだまだ抵抗ってなに?ダイオードって何?の初心者も初心者でしたが、一つ一つ手探りで形にしていくことができました。
わからなかったら、声に出してみる。
とても必要なことですね。
この機械は、8チャンネルとナースコールのみの単純なものですが、思い出に残る一台です。
ちょっとした学習支援。
愛用の電動車いす点検のため、一時的に、シーティングバギーでの授業。しかし、困ったことにティルトの角度ではノートパソコンの画面がうまいようにのぞけない。そこで、一工夫。外部モニタをつけて見やすくしてみたよ(^_-)