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第4回 支援技術基礎講座 「アフォーダンス」

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「あほのダンス!?」
”あほ”と聞くとウズウズする、I教諭はさておき、アフォーダンスという言葉をご存じですか?
James J,Gibson(1904-1979)が提唱したこの考えは、「環境が、その中で生きる動物に与えてくれる行為の機会」。いったい何のこと?と首をかしげる方もいると思いますが、皆さんが座っているその椅子も、椅子だから座れるのではなく、人によっては座れたり座れなかったりする。そこには、その人を支持するという固い面が存在する不変項がある。。。。詳細は他紙にゆずるとして、今回の勉強会では、私たち支援者が何を教育・支援をしているかを、環境への情報の探索と検知の側面から感じてみました。まずは、ダイナミックタッチ。何故、人は棒の長さを感じることができるのか?何故、人は、視覚情報に頼らなくても、物を知覚できるのか?など、普段、生徒が行っている動作を紐解くヒントを先生方と共有できました。