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留寿都高校のみなさんとの交流がありました

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今年も、八雲養護学校にたくさんの花や苗を持ってきてくださいました。花壇が賑やかになっていました。

交流会をかねて、コレスペの見学にもきてくださいました。
ちょうど、パソコンでエコバック作りの『おさむ』くんを通して、働くってなに?生活ってなに?と、感じてもらいました。(^_^)v

みなさん、ありがとうございました。

福祉機器ってなあに?第3回勉強会

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第3回となる今日は、『よしゆき』くんから、ショートカットキーを利用したパソコン操作の紹介でした。

ALT+TAB:フォーカスを別のアプリケーションに戻る
TAB:順次フォーカス移動
etc
キーボードショートカット一覧

普段、スクリーンキーボードをマウスで利用している彼らも、いろんな方法があるのだと、関心していた様子。

ところで、『GUI』という言葉をご存じですか?グラフィカルユーザーインタフェース(Graphical User Interface)といい、情報の大半に画像を用い、主にマウスを利用したインタフェイスのことです。
MACやWINDOWSで採用されていますが、このGUIになったことで、視覚障害を持つ方の情報入手が困難になったといわれています。その反面、肢体不自由の方では、最小限の動きで多くの情報が読み取れるようになった点など、必ずしも障害を持つ方に対して、便利な点・不便な点は共通ではないようです。

コンピューターの用語で、ユーザーに対して使いやすいように配慮する基準で、『アクセシビリティー」という言葉があります。
またこのほかにも、『アシスティブテクノロジー』『テクニカルエイド』『バリアフリー』『ユニバーサルデザイン』『ハートビル法』『福祉機器』などなど、建築・工業・福祉と、似通った意味で使われる用語がたくさんあります。

これらは、その時代の文化背景や、分野によって使われる用語はまちまちですが、共通するのは、『人と道具』の関係であり、人の生活がしやすくなるような視点で使われています。

現在のブッシュ大統領が9.11の数ヶ月前に、大統領演説の中で、『ユニバーサルデザインとアシスティブテクノロジーは両輪でなくてはならない』と話されています・

誰もが使いやすいような環境を目指すのが、ユニバーサルデザインですが、かえって大がかりにならないような配慮も必要です。これに、個別の対応(アシスティブテクノロジー)が重なることで、誰もが使いやすい生活を支援していくことができます。

私だけの道具にならない、隣人のことを知ってこその福祉機器なのです。