視線入力装置Springのモニター評価をおこなっています。
50音の文字入力以外には、テレビや読書機能やインターネットと、コミュニケーション機器+簡易なマルチメディア機器といった感じの製品です。
これを、すべて視線でおこなおうとするものですから、技術ってのには驚かされます。
今回は、アイコンを見続けることで決定される仕様です。ですが、この見続けるという動作が、意外にも”めがつらい”。。。
ドライアイというのでしょうか、ついつい、瞬きも忘れて操作をするので目が疲れやすくなるのでしょう。10分ほどの操作で、イタタタの状態です。(~o~)
しかし、その点を工夫すると、快適な操作でした。特に、音楽を聴きながら読書(まんが)ってのは、よくある風景です。操作メニューから目線を離し、本を読んでいると自然に瞬きもおこります。これで目の疲れも解消。
現在のところ、この製品の一番の難所は、キャリブレーションです。日光が原因なのかはっきりしませんが、座位の環境では、思うように認識してくれません。
しかし、写真のように臥位の環境であれば、支障なし。
快適なパソコンライフです。
また、脊柱変形が強い場合、モニタとカメラが一体型の本機では、位置調整に手間取る場面が多く、このあたりの工夫も一つかと。
これは、視線の校正用の資料です。このように個々の校正パターンが保存されるようです。
ともあれ、
今後ともリポートしていきたいと思います。