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筋ジス患者のiPhone活用-スタイラスペン その1

スタイラスペンというのをご存じでしょうか?
任天堂DSのタッチペンなど、インクが出ない先の尖ったペンの総称です。
筋ジス患者の場合、手の届く範囲が狭くなるので、よく棒を使って動きの範囲を補っていることがあります。
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(これは半径が大きくなるほど、円の周長は大きくなるというこですね。)
しかし、iPhoneの場合、棒だったら何でもよいわけではありません。このようなタッチタイプの場合、感圧式と静電式タイプがあります。静電式タイプでは、指や人の肌に反応するために、棒では操作ができません。ノートパソコンのトラックパッドも静電タイプですね。ちなみに、任天堂DSは感圧タイプなので、専用ペンでなんくても鉛筆でも大丈夫。

そこで、iPhoneでもスタイラスペンが使えないかと思っていたのですが、さすがこれがほしいなと思ったものは、たいがいあるものなのですね。amazon.co.jp

世の中にはスタイラスペンを自作する方も多いようで、ちょっとした工夫でiPhoneやトラックパッドが操作できてしまいました。
モニターは、『なべちゃん』です。さすがに彼の指の動きではiPhone操作は無理かなと思っていたので少々驚きました(*_*)

筋ジス患者のiPhone活用-DrumMeister その2

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前回紹介したDrum Meister
の利点の一つは、iPhoneの画面だけでドラムセットが操作できるところ。
でもでも、オプションのアレンジ機能というのがあり、これを使うと好きな位置にドラムの配置ができるというもの。
早速、光るギターと一緒にセッションしてみました~。(*^_^*)
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手の動きが狭い筋ジス患者にとって、こういった機能は嬉しいですね。

筋ジス患者のiPhone活用-Jumimouse plus

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JUMI TECHのJUMIMOUSE plusを購入してみました。
価格は230円
無料のままだと使える機能は、トラックパッド操作のみ。
(でも、通常はこの機能のみでも、スクリーンキーボードで十分にパソコンの操作は可能!)

右下のkeyのマークをタッチすると、キーボードの画面に切り替わります。使った感想は、指だとつらい。。。
まだ、このキーボード画面タイプのみですが、今後のバージョンアップで使いやすい画面が更新されることを期待しています。

筋ジス患者のiPhone活用-DrumMeister

学校音楽の時間では、例えばドラムに、ソレノイドを流用して、スイッチでドラムを叩く工夫をしています。
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今回紹介するのは、無料アプリのDrumMeisterLITE。
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実際にドラムセットを操作しているような、綺麗な音がでます。

まずはこちらをご覧ください。

さて早速、実演。参加してくれたのは、『ずみさん』
手の動く範囲ですべての音が出せたのには驚きでした。
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iPhoneバンド?ってのもいいかもしれません。

さすが、音楽の先生!写真を撮ろうとしても、手が早くぼけてしまいます。。(*_*)

ITバンド

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今、コレスペはちょっとした、音楽ブーム(^_^)v

ヤマハのEzclubをご存じですが、誰でも音楽に携われるようにと、開発されている電子楽器です。本日は、その一つ、光るギターAcoustic EZ-AGを使って練習してみました。

設定によって、3本の弦と、数種のコードだけで、メジャーな音楽がひけてしまう。
(音楽オール2の私でさえも弾けたんだから、おもしろい!)

光るギターと、パソコンのキーボードでのピアノ、そして、iPhoneを使ってのドラムと、年末にかけて、コレスペ「IT」バンド結成です。!(^^)!

筋ジス患者のiPhone活用-Jumimouse

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ソフトバンクモバイルのiPhone3G。もうすでにご存じの方も多いですよね。
「携帯電話なんて、使わないからいらないなー。」
っていうには、早すぎる。
もはや、小さなパソコン。そこで活用方法をシリーズでご紹介します。

まず第一回目の活用紹介は、JUMI TECHのJUMIMOUSE。

実はiPhoneアプリの中には、パソコンのマウスやキーボードの変わりになるものがあるんです。今回ご紹介するJUMImouseは、wifi経由でトラックパッドして機能するというもの。
これを使うと、ワイヤレスでマウス操作が可能になりますね。ということは、横になりながらパソコン操作も可能です。

尚、キーボードとして利用するには、有料になります。

まずは、ここから、二つのソフトをダウンロード
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パソコンには、Jumi Controller。そして、jumimouseは、iPhoneに。
パソコン側の設定は、意外と簡単。
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iphone側では、jumimouseのアプリを立ち上げるとこの画面
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利用するパソコンを選択肢して、右下のconnect。パスワードを入れると接続できます。

iphoneには、このほかにも、Bluetoothの機能や、加速度センサなどが組み込まれているのでそれを利用したアプリもおもしろいんじゃないかと思います。
こんな使い方があったよ。とご存じの方がいらしゃいましたら、ぜひ教えてください。

中邑先生の授業

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引き続き、午後からは、学校でのiPhoneモニターのレポート評価の講義。

「2ヶ月間でのモニター評価で、このレポートの出来は残念でショックでした。」
との話で始まった講義。

レポート提出も、名無しのごんべいさんが多くいたことは論外として、使用時間が2~3時間というのは、いかがなものか?
機器が使いにくいものとしても、すぐに結論を出すには早計でなかったのでは??

講義は、次の項目をテーマにすすみました。

・目的を考えましたか?
・長い時間使ってみましたか?
・未来の生活を考えてみましたか?
・友人の利用を観察しましたか?
・工夫をしてみましたか?

「このモニターがどんな目的になったのか?考えてみましたか?」
聴講者の多くが、?。使ってみてと言われた、使ってみたくらいの感想でした。

これまでの2年間の講義が活かされていない。。。寂しさを感じつつもこの結果から何を気づいてほしいかの講義であったと思います。

施設という安全な環境だから、考える力がないのでは?○○くんには、荷が重かったかなと、支援者側から、聞こえてきた言葉ですが、結論づけるにはそれこそ、早計です。
これでは、在宅生活のほうが、自由があってすばらしいと、声を上げて連呼している団体となんら変わりはありません。
チャンスモデルで、伸びていくには、それまでの経験値の集合体です。
だから教育や支援が必要です。
私たち支援者は、何をしたのか?傍観者を気取っていなかったか?
生徒が評価されているのではなく、私たち支援者が評価されていることに、気づくべきだと思うのです。
一人一人が、何を教育しなければならないのか?私たち支援者が、中邑先生の講義から学べていなかったのではと本来は恥ずべきことなんだと感じます。

iPhone3Gモニター

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SOFTBANKの梅原さんと、東京大学先端科学技術センターの中邑先生が来訪!
今回は、養護学校での講義と、iPhone3Gの活用方法の調査。

ホームボタンの押しづらさも、特別なスイッチの工夫をしなくても、ちょっとした『てこ』を用いることで出来てしまう。こんな意見を交わしながら、筋ジスの彼らがどんなところが使いにくいのか?どんな活用ができるのか、時間を共有できました。

今回参加してくれたのは、「えと&なべ」。いずれも、この1年間東大研究の一員として谷あり山ありでも継続してこれました。みなさんに感謝ですね。

日本語入力

人が、石や紙で情報を伝える手段をもって、何千年になるのでしょうか?
今では、鉛筆の変わりにパソコンを使って情報を記録することができるようになったわけですが、このキーボードとマウスという入力手段よりも、よいものがなかなか生まれていません。
発想を根本から変えなければいけないのでしょう。

さて、今人気のiPhoneですが、こんな入力方法のようです。
iPhoneでのフリック入力

フリックというのは、『はじく』という意味。
これと、予測変換機能を合わせると、こんなに早くに文章が入力できるようです。
ペンも使えますので、障害を持つかたにも使えるかもしれません。

iPodリモコン

携帯型音楽プレイヤーを持っている人が、ほんと多くなりましたよねー。車いすにのりながらイヤホンを指している障害を持つ方を街で見かけるようになりました。
でも、「iPod欲しいんだけど、ちょっと、操作がしにくいんだよね」そんな声が聞こえてきますが、このような商品はいかがでしょう!
1個のスイッチで操作できてしまう装置が売られています。
(有)TY企画iPodリモコン

これを付けて外に飛び出してみては?

みごと!!IPODタッチ

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新しもの好きのYやんが、発売開始したばかりのIPODのニュー製品IPODTOUCHを見せてくれました。今度のipod、何がすごいかといえば、すべての操作を指タッチで行えます。また本体の角度を傾けると画面が回転!!ネットサーフィンも快適です。
画面は、3.5インチと小型ですが、画面のタッチで拡大も自由自在。意外と文字も見やすく、文字入力もスクリーンキーボードをみながら軽快なタッチです。
どうです?小姫ちゃん。

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