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筋ジス患者のiPhone活用-ボイスメモ

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みなさん、メモをとるときは、やはり手書きですか?

筋ジスの彼らをみていると、授業中・会議など、滅多に、メモをとる仕草をみかけません。
当然、その場では理解していても、次回聞くと、「忘れた。。」との寂しい回答に出くわすことも珍しくはない。

筆記が難しくても、パソコンを活用してメモをとる方法もありますが、場所や準備に時間がかかるし、なによりもリアルタイムに用件のみを記述するには時間がかかりますよね。

そこで、今回紹介するのは、iPhoneの標準アプリの一つ「ボイスメモ」です。
録音時間は、目安として、
1分 = 約2MB
10分 = 約20MB
30分 = 約60MB
60分 = 約120MB
120分 = 約230MB
です。
これならば、自分でiPhoneの操作ができなくても、近くの人に録音ボタンを押してもらって、会議や用件を記録できますね。
後は、パソコンと接続して聞き返していい。

何も、iPhone単体で、すべて出来なくても、要所要所で手伝ってもらいながらだと、記録媒体としてだけでも、「カメラ」「音声」とマルチな能力を発揮できる情報端末なのです。

最近の小学生。。

今朝、出勤時のこと。まともや、小学生の一群とすれ違ったのですが。。
「おまえ、WIFI(わいふぁい)接続してるの?いや、私は、マジコンですから。。。」
と。。
この会話を聞いて、意味がすぐにわかるひと!危ないです。(^o^)

さて、最近の小学生は情報機器を活用しているようで、NitendoDSの無線通信機能、PictChatを利用した鬼ごっこが流行っているそうです。「○○くん、みっけ~」など、書き込みをしながら遊ぶそうな。
この鬼ごっこ、最近では、iPhoneのGPS機能を活用したアプリもでています!
鬼ごっこレーダー

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筋ジス患者のパソコン活用-V-MOUSE

2004年に経済産業省のグッドデザイン賞を受賞したこともある、
V-MOUSE
鉛筆を持つようにマウスカーソルを操作できるスタイルです。
しかし、実際に使った感想を聞いてみると。。
「斜めが書きづらい。。」とのこと。
よくよく観察してみると、手首を動かさずに、親指と他の指を大きく動かすことでマウスを操作していました。
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 デュシェンヌ型筋ジストロフィーの場合、手を机から離して保持することができません。そのため、手首が接地したままでの操作になるので、ペンを握ったまま前後左右と動かさなくてはならないようです。
標準型マウスでは、例えばこのように利用されています。

そこで、このように、手首にアームサポートをおいて上げることで手首の動きも参加できるようになりました。
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