人の顔を描こう。の2回目です。
本日は、「鼻」
これが。また難しい。。。
次回も、鼻をやりますよ!
みなさん!
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見渡してみると、筋ジスの彼らの主な道具は、パソコン。
たしかに、パソコンは、多様なツールですが、なにか物足りない。
生の楽器、もしくは、自分たちでも、できる楽器をつくれないか?
そんなぷろじぇくとが静かに立ち上がりました。
ちょうど、ゆずりうけた、サックスですが、この楽器を使うには、
まだまだ、いろいろな難問がありそうですが、音楽ができるって楽しそうじゃないですか?
こうご期待!(^_-)
シルビアさんの同僚のパウロさんのアイディアです。
普通の光学式マウスをトラックボールにしてしまう”ナイスアイディア”です。
これからの季節、脇のにおいが気になる人の必需品がこれ、デオドラント”ですね。制汗剤です。
最近では、スプレー以外にも、コロコロとボール状になっている、ロールオンタイプの製品が売られています。
その先端部を切り取り、マウスを裏返してつけるだけで、
「ほら!トラックボールに早変わりです。」
いろいろなマウスで試しましたが、光学式よりも、レーザー式のマウスのほうが、感度がよさそうです。
裏返して使う場合、左右のマウスカーソルが逆転してしまいます。
その際は、配線で工夫する以外に、プログラムの常駐で容易に解決できます。
あらのほーむぺーじ:http://ara.moo.jp/
さんの、その名も”さかさまうす”
これを利用することで、マウスカーソルの方向が上下・左右で逆転の設定ができます。
あとは、スイッチを直接配線してもいいですし、てこを用いてもいいですね。
創意工夫!
ブラジル精神から学ぶところがたくさんです。
シルビア・パウロに感謝です。
黒ひげ危機一髪ゲームのようなものを、筋ジスのみんなでも、スイッチで使えるものがないかと考案中。
最近、シルビアさんがモーターにこっているので、ソレノイドが使えないかと考える。
調べてみると、ソレノイドは電磁石。つまり、磁石をおいてみると、反発するのではと実験!
飛距離が足りない。。。
シルビアさんに紹介してもらった、Ana Grasielleさんが開発された、GenVirtualを使ってみました。
AR(拡張現実)を利用したもので、WINXPとウェブカメラがあれば始められます。ソフトは、無料でサイトからダウンロードできます。
Ana Grasielleさんに感謝!
音楽療法として開発された、このソフト良くできています。
今回は、デモの様子のみお伝えします。
次回は、導入編をお伝えしますね。
『たむたむ』さん、念願の電動イーゼルが仮使用中!
なんと、ヤマハ簡易電動車いすJW1をリサイクルした作品です。
シルビアさん、あなどるなかれです。。(-_-;)
さあ、次は、前後です。
またまた、知恵を絞ってのチャレンジです!
学校の数学の授業の一コマ。
最近では、筋ジスの生徒の姿勢にあわせて授業環境をととのえてくれています。
彼の場合のマウスは、ゲームコントローラ。
通常のマウスでは、動きをうまく引き出せないのでこのアイディアのようです。
またこれを匠に使っている彼もすごいですねー(~o~)
ここで質問!
「方程式なんて覚えても、将来役に立たない」って、小さい頃に思ったことはありませんか?
数学なんて、数学者のもの。私なんかには関係ない!というのは、間違いのようですよ。
数の大小は、生後間もない赤ちゃんや動物でも、わかるようですよ。このような感覚のことを「数覚」とよぶようです。
お金の計算はできなくてもいい。でも、例えば、1000円をだせば
どれくらい変えるのか?そのような、数の大小の感覚をつかむのも数学の授業のねらいの一つのようです。
一つ一つの授業には、表面上にはみえない、「ねらい」が必ずあるようです。みなさんも、先生に聞いてみては?
きっと、さまざまな気づきがあると思います。
本日の最後は、シルビアさんの担当ケースである「タムタム」さんのスイッチ作り。
ベッドでのナースコール兼パソコン操作用のスイッチを新しいものに変えたいという要望です。
そこで、シルビアさんがスプリントスイッチに初挑戦です。(^_^)v
写真の緑色の物体はなにか。。。。
「昆布」or「わかめ」。。(-_-;)
いえいえ、緑色のビニールテープ。
変形が強い場合、こうして、ビニールテープで、立体の寸法をとることがあるのです。
『タムタム』さんは、病棟一番の汗っかき!!
そこで、なるべく、てのひらに触れないように工夫します。
文字通り、こちらが、手に合わせを握る緊張感のなか、スイッチ作りを行いました~。
シルビアさんのブラジル紹介の中で、写真のようなトラックボールを紹介してくれました。
これ市販されているものじゃないんですよ。ハンドメイドです。
元は何かわかりますか?
そうです!答えは。。。。(^^)
マウスを裏返したものです!!
赤く光ってる部分は、光学式マウスのヒカリですね。
そこに、化粧品か何かのキャップをかぶせ、クリックの部分は、てこを利用しているようです。
もちろん、工作は作業療法士。
ブラジルでは、このような自助具作成も立派なOTの仕事なんですって。
貧富の差が大きい、ブラジルでは、5000円ほどするトラックボールが高くて買えない人が多いようです。
そこで、比較的買いやすいマウスを工夫したそうです。
最近の日本のOTは、リンゴの皮もむけない、のこぎりも使ったことがないと、何か作るにしても、マニュアルがないとと、悲しい話を聞くことがありますが、このようなハングリーさもほしいですね。
”こっしー”は、ただいま、口に鉛筆をくわえて、デッサンの練習をしています。
これが、私が描くよりも”上手”(*_*)
やはり、人には持って生まれた才能というものがあるのでしょうか。。。神様の意地悪(*_*)
作業中の彼のまなざしは、鋭く、まさに画家のようです。
これから、どのような作品が、彼から溢れてくるのか楽しみです(^^)/
やっちの改造プロジェクトもシリーズ化してまいりました!(^^)!
本日は、終業式を迎えた、”あみちゃん”と、試作したコントローラをデモしていました。
「もうちょっと、ここはこうしたほうが。。」
と、数点の改良点をもらっていましたが、wiiのゲームが一つでもできたことが嬉しかったようです。
「ゆくゆくは、もっと、他のゲームも使えるように工夫したい!」と意気込む”やっち”。
二人の後ろ姿をみていると、「ほんと、兄弟みたい!」と思えるのでした~。(*^_^*)
いよいよ発売された、任天堂3DS。
あたらしいものづきの何人かが早速購入していましたよ。
そこで、問題となるのが、操作のしやすさ!
つとむくんの場合は、指の動きがせまく、3DSもうまく支えられません。そこで、
本体の下に、スポンジをつけたのみの工夫。
実はこのスポンジが「ミソ」なのです!
ただ、本体を支えているだけでなく、図のようにスポンジが「てこ」の支点となって本体の傾きを変えられることで、指をずらしながらボタンを操作できるようになっています。
つまり、本体を持てないからといって、テーブルの固定してしまうとボタンまで指が届かないってことですね。
自分なりの工夫。みなさんも、ぜひ「コレスペ」で紹介してくださいね!
やっちさんの、WIIリモコン改造コーナーもいよいよ、形になってきました。
前回、フィンガーマウスの形状が良さそうということで、
早速設計にとりかかったのがこれ。
さすが、やっちさん、仕事が早いね~。
本日は、削りだした梱包材に、スイッチとセンサをはめて動作を確認。
こうなってくると、楽しいですね。!(^^)!
ベッドに横になりながら、プレイステーションのゲームをしているのですが、しばらくすると、「するり、するり」と、手がコントローラからずれ落ちてしまいます。。
そんなときは、決まって看護師さんを呼ぶことになるのですが、そこで一工夫。
手をのせる台を作ってみるとどうだろうか?と試作したのがこれ!
肩や肘の動きが弱くても、手首の指の動きがあると、このような工夫でゲームを楽しめます。(*^_^*)
wiiリモコンから、センサを取り出せば、操作ができるとわかったので、次の段階は、どのような形状にするか検討しました。
やっちさんの発案で、「フィンガーマウス」なら持ちやすいのでは?と実際に、試してもらうことができました。
ぴったしです。なかなか、やっちさん、目利きです。
まるで、女の子の指輪のサイズを言い当ててしまうほどの観察力です(*^_^*)
そこで、フィンガーマウスにセンサーとスイッチをとりつけて試運転。
これまた意外と楽しめましたよー(^o^)
最近では、体の動きを利用したコントローラがはやっていますが、
いずれも、微細な動きの筋ジス患者にとっては、使いにくいものが多いのが現実。
はじめから、できないものとあきらめてしまうのはまだ早いかもしれません。
コレスペメンバーのやっちさんが、同じ病棟の知り合いが使えるようにとこのような工夫を考えています。
ファイル 937-5.pdf
コントローラといっても、センサーを取り出せば、自分たちでも操作できるものになるのでは?といった発想です。
まずは、第1弾!
CMOSセンサーを取り出してみました。
このセンサーは、テレビ画面側に設置してあるセンサーバーから出される、赤外線の光を感知する小型のカメラになっています。
動作は、こんな感じ。小さい動きでもアイコンのポイントが可能です。これは、マウスにも使えそうですね。
タムタムの油絵は、かれこれ、10年近く。
それまでいろいろな工夫をしてきましたが、口にくわえてできないか?
思いついたら、どこまでも!
これが、タムタムさんの長所です。
早速試してみました。
細かい操作をするには、頸の左右の回旋が必要になります。舌やあごの動きの調整では、大きな範囲のみ。
それでも、タムタムさん曰く「下地など、大きい面を塗るときは口に筆をくわえたほうが、やりやすいかも。使い分けかな。。」とのこと。
タムタムの挑戦は続きそうです。。(^_-)
本日は、springの開発メーカーの方がはるばる台湾から来られ意見交換会を行いました。
「よっしー」と一緒に、現状での不具合や、筋ジストロフィーをはじめとする、神経筋疾患での課題、また国内でのコミュニケーション機器の事情などについても話題になりました。
開発担当の方の話では、脳性まひ児への学習システムの開発を行っているとのこと。
在宅の人工呼吸器の分野では、日本よりもシステムとして普及している台湾だそうです。
今後も、日本以外でもいろいろな交流をしたいと思うコレスペでした~(*^_^*)
視線入力装置Springのモニター評価をおこなっています。
50音の文字入力以外には、テレビや読書機能やインターネットと、コミュニケーション機器+簡易なマルチメディア機器といった感じの製品です。
これを、すべて視線でおこなおうとするものですから、技術ってのには驚かされます。
今回は、アイコンを見続けることで決定される仕様です。ですが、この見続けるという動作が、意外にも”めがつらい”。。。
ドライアイというのでしょうか、ついつい、瞬きも忘れて操作をするので目が疲れやすくなるのでしょう。10分ほどの操作で、イタタタの状態です。(~o~)
しかし、その点を工夫すると、快適な操作でした。特に、音楽を聴きながら読書(まんが)ってのは、よくある風景です。操作メニューから目線を離し、本を読んでいると自然に瞬きもおこります。これで目の疲れも解消。
現在のところ、この製品の一番の難所は、キャリブレーションです。日光が原因なのかはっきりしませんが、座位の環境では、思うように認識してくれません。
しかし、写真のように臥位の環境であれば、支障なし。
快適なパソコンライフです。
また、脊柱変形が強い場合、モニタとカメラが一体型の本機では、位置調整に手間取る場面が多く、このあたりの工夫も一つかと。
これは、視線の校正用の資料です。このように個々の校正パターンが保存されるようです。
ともあれ、
今後ともリポートしていきたいと思います。