本日のテーマは。。
・なぜロボットアームは普及しないのか?
あみ:「HCRでも、ロボットがたくさん出ていたけど、私はロボットアームって、便利だと思うんだけど、なんで普及しないのかな?高いから?」
OT:「それも当然あると思うけど、他にどんな理由があると思う?」
このような出だしで、今日の勉強は始まりました。
ロボットアームの便利さを問う、研究は昔からあり、現在行われているのは、国立リハセンターで行われていた、ベネフィット検証。
つまり、このロボットアームでどれだけ、費用負担が変わるのかが検証されています。例えば、介護者の時間数がどれだけ変化するのか?
ただ、便利だから、使おうだけの視点だけでは物は売れません。
また障害者が欲しいといった製品が、必ずしも売れるものになっていない前例はたくさんある。
なぜ、その製品がよいのかは、いろんな視点で検証される必要があることを本日は学びました。
ちなみに、ロボットアームといっても、本当に、自分の手のように、”ス”っと動いてくれるほど自由度があるわけではない。
数個の関節をそれぞれ、動かさなければいけないし、また、動きを学習させたとしても、毎回同じ状態にしなければならず、これまた自由ではない。
まだまだ、人の手と同じではない。
それだけ、人の手ってすごいんだねーってことを感じました。