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スポーツライター Mr.TAKUYA

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「車いすでスポーツライターの人っているのかな~?」
と、コレスペのドアをたたいたMr.Takuya。今年高等部を卒業する彼は、卒業後の自分の形を試行錯誤しています。
「車いすのスポーツライターといえば、知っているのは乙武さんくらいかなー?」「自分はスポーツが好きだから、それを伝えることができたらいいな」と話す彼は、八雲養護学校で初めて体育の授業でスポーツが体験できたことを驚きと喜びを隠せなかったといいます。

「何も、車いすにのったスポーツライターに限定しなくていい。自分が思ったように、スポーツっておもしろいって伝えるには、スポーツをしている人の「こだわり」を探っていくといいよ。」と、どのように、文章を書いてよいか悩んでいた彼のヒントになったようです。
現在彼は、病棟で行われているスポーツリーグの広報担当。試合結果を速報しています。それまで、淡々と試合結果を伝えるのみでしたが、最近では、参加する選手のいろいろな思いを伝えており、読み応えのある文章へと変化しています。
ぜひぜひ、一度ご覧ください。そして厳しく暖かい目で応援していきたいと思います。
スポーツライター Mr.TAKUYA

「筋ジス患者の使いやすいスイッチ・コントローラの工夫」

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「スイッチが使えなくて困っている。」「どんなスイッチが私にあうの?」とお困りのかた。朗報ですよ!!

厚生労働省精神・神経疾患研究委託費 筋ジストロフィー患者のケアシステムに関する総合的研究 PT・OT共同研究連絡会による支援技術パンフレットが参考になります。
詳しくは、こちらを参照してください。
「筋ジス患者の使いやすいスイッチ・コントローラの工夫」  - ナースコール編 - -電動車いす操作編 -

あたりまえ科学研究所

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あるとき車いすのタイヤに貼り付いているものがビニールテープなのか、セロハンテープなのかを判別できると聞きました。
彼は現在、福祉情報技術コーディネーター認定試験の勉強をしていますが、試験を合格した後の進み方に悩んでいます。
試験の勉強はあくまで広く浅く最低限の知識。でも彼が一番力を発揮できるのは実は、ごくごくありふれた日常のあたりまえの風景の中に隠されているのです。
タイヤについている物が識別できることは何でもないようなことですが、ひとたび、「なぜわかるのだろう?」かと考えてみると何冊もの本をひっくりかえさないと答えは出てきません。このように、みのまわりの「あたりまえのことを科学する」ことはもしかして、自分の財産となり「福祉技術」で仕事ができるのでは?

現在彼は認定試験の勉強の傍らで、自分の身の回りのあたりまえのことをいろいろな角度で調べホームページから発信していく作業を始めています。
その一つして
・絵を描くにはどうしたらいいの?
・いったい八雲病院では何人の人がパソコンを使って何をしているのだろう?
といった。?ハテナはてなをいっぱいつけながら、探求の毎日を送っています。
近日公開「あたりまえ研究所」のホームページにご期待ください!!

夢ある街のたいやき屋さん

ハーベスター八雲さんでは、つとむさんの絵が石窯焼きピッツァの傍らにおしゃれに飾られています。
また隣のSHOP「夢ある町のたいやき屋さん」では、みんなのユニークな絵が販売されていますよ。ぜひご覧ください。

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さて、本日は北海道ローカル番組のどさんこワイドの中継で、ハーベスター八雲さんが紹介されていました。日頃お世話になっている店員さんもテレビカメラに写ったようです。(たいやきを焼いている手元だけ。。)
コレスペの紹介は?といいたいところですが、今回はたいやきに軍配があがったようです。(^-^)
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大収穫祭

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日頃お世話になっておりますハーベスター・八雲さんでは、本日、大収穫祭!!早食い競争や野菜の品評会など、多くの方でにぎわっておりました。
5月よりお世話になっているポストカード販売も売れ行きは順調に伸びています。なんと8月は、100枚近い枚数を売っていただけました!!
売れ筋としては、やはりハーベスター八雲をあしらった風景画がうれているようですが、いやいや結構おもしろイラストも売れているところが予想がつかめないところ。お店へどのポストカードを納品しようかとあれやこれやと悩む日が続いております。

shopは残念ながら10月いっぱいで冬準備でお休みになってしまうのですが、後一ヶ月!!まだまだ自分の力をみてもらうチャンスですよ!

ぺちゃら

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2度目の八雲の訪問!!となる、レッツチャットのファンコム株式会社松尾さんと、パシフィックサプライの中村さんから新製品のボイスキャリーペチャラの紹介をしてもらいました。

作業療法室にいた数名がペチャラに顔を寄せるも「あ~トーキングエイドのようなもんだ~」「だって、僕使えないもん」とあまり興味を示す様子はなし!!

いやいや、自分が使えないとはいっても、いろいろな製品をみることは必ず肥やしになるのですよ。。

実際さわった感想は、キーボードの感触や発声の流暢さなど、確かにかゆいところに手が届く仕様となっていました。
百聞は一見にしかずです!!

新企画!

9月6日でコレスペも2年目に突入しました。
これもみなさまのおかげです!!

コレスペに集う面々も、一人一人のユニークさが成長してきました。なにより、その彼らのユニークさのファンになって応援してくれる声が嬉しい限りです!!

さて、そこで、みんなのブランドをそれぞれ立ち上げようと思います。一人の絵でもまとまってみるとこれが以外におもしろい。
例えば、本ギャラリーの、まことさんと、ひろゆきさんのコラボレーションではこんな感じの絵になります。
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第一弾企画は、「年賀状のデザイン」と「カレンダー」です。

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こうご期待です!!
まず名乗りをあげてくれたのが、コレスペでもおなじみのヤンキーさん。彼のブランド名は悩み悩んだ末に、とりあえず「ことこね」に決定。
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ブログ紹介「Shop人にやさしく/人にやさしく」

日本財団の山田さんは、日本全国のすみからすみの小規模作業所
を訪れては、ご自身のブログで素敵な商品の紹介をしています。
ぜひ一度ご覧下さい。
Shop人にやさしく/人にやさしく

■コレスペの活動も紹介していただけました!!
http://blog.canpan.info/p-shop/archive/1174

コレスペにしつもーーーん

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高等部1年生のペアが、学校祭発表に向けての取材でコレスペ活動中の作業療法室に訪れました。
テーマは、進路についてだそうです。

事前につくっていたアンケートにそって
・コレスペをやってよかったことは?
・仕事どのくらいあるんですか?
・なんでコレスペをやろうと思ったのですか?
・これからどうしていきたいですか?
などの質問を巧みに操っていました。

作業活動中の彼らも後輩のたっての頼みとあって照れながらも質問に快くこたえていました。

13歳のハローワーク:村上龍
という書籍をご存じでしょうか?ありとあらゆる職業が描いてあり自分たちが、現在どこにたっているのかが見えやすくなっています。
ぜひ、「筋ジスのハローワーク」がほしいと思いました。
自分達の卒業後の世界が、現在コレスペを通して活動をしている先輩方の姿をみて、さらに飛躍して自分たちの好奇心の羽を広げてほしいと切に思います。

第29回全国筋ジストロフィー北海道大会

空が高くなり、秋の彩りが目立ち始めた季節に、社団法人日本筋ジストロフィー協会主催の第29回全国筋ジストロフィー北海道大会が札幌で開催されました。
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昨年の障害者自立支援法をうけ、今年は「真の自立とは。。」が中心のテーマになりました。
障害者自立支援の悪評が障害を持つ方自身から聞かれる中、サービスに対してお金を払いたくないのではなく、どうすればお金を支払いたいサービスにできるのか?また、負担金の補助や給付金の増額などの短絡的なものではなく、どうすれば収入を得ることができのかを考えたいと建設的な意見も聞かれました。
来賓にこられていた厚労省の方からも「一人ひとりの自立は違うが、意思や少しばかりの能力がある方は就労を目指してほしい。また就労が困難な方でも自分の行いたいことを声を出して形にしてほしい」とお話されていたことが印象に残りました。
それぞれの自立。答えはありませんが、コレスペにみる、それぞれ一人ひとりのユニークさが形になる関わりが大切なのだと今回参加して感じたことです。キーワードは「好奇心・自尊心」というのは池田先生。
コレスペちゃんも、きちんとお勤めをはたしてきましたよ!!
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パンフレットを作りました!!

コレスペの活動を紹介するリーフレットを作ってみました!!
A4カラー印刷両面(3つ折り)です。
お近くの方にも紹介してくださいね。
表面 裏面

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ペタンク登場!!

八雲養護学校の50年の歴史を振り返る式典が行われました。午前中は「みんなの広場」として生徒と来賓の方とのスポーツの集い。
競技種目は、カーリング・ボーリング。。そしてペタンクです。
まだまだ、ペタンクにはなじみはないものの、今までにない、その豪快なスタイルに会場一同「おーーー」と歓声がひときわ大きく聞こえてました。
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車いすへの思い

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東京大学先端科学研究センター中邑研究室の院生の平林さんが久々のアンケート調査に訪れていました(^-^)

平林さんの研究によると、筋ジストロフィー(デュシェンヌ型)の方では、人生の大きな谷が二つあると指摘しています。まずは歩けなくなった時と、そして手動車いすから電動車いすに変わったときだそうです。だんだんできなくなる不安の思いと自分によせる期待が葛藤となって現れているのではないかとのお話でした。そこで、手動車いすを導入しないで、簡易電動車いすの導入で、この2つめの谷(気持ちの落ち込み)を軽減できるのではないかと指摘されていました。実際、手動車いすを長く使用することで変形を助長しているとの報告もありますから、本人の気持ちを考慮しながら車いすの導入を単に「あるけなくなったから」と運動機能ばかりに焦点をあてないように注意が必要だと思います。

10月には、イタリアのAAATEで発表されるようです。

また、福祉情報工学研究会では、支援機器利用効果の長期的変動に関する評価尺度の開発-デュシェンヌ型筋ジストロフィー者のパソコン利用を対象として-で発表されています。

ペタンクを知ってますか?

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ボールを使う競技は数あれど、障害者スポーツで見かけるのは、ボッチャやカーリングなどとボールを転がすものがほとんどです。
このペタンクという競技は上に投げ上げる投球スタイルが特徴的なスポーツです。
これをなんとか、手が不自由な生徒でも楽しめないか・・・。
日ごろ、スポーツの楽しさを重い障害を持つ生徒にもと、孤軍奮闘を続ける熱血スポーツマン先生の試行錯誤が続いています。
このペタンクのお披露目は9月8日に行われる養護学校50周年式典で行われます。こうご期待!!
日本ペタンク協会
北海道ペタンク協会

ロボットアームで何してみたい?

8月23日から25日の日程で、日本リハビリテーション工学協会主催の第22回リハ工学カンファレンスが名古屋国際会議場で行われました。連日猛暑にもかかわらず、多くの参加者が障害を持つ方の生活をかえる様々な工夫や技術について情報交換をされていました。

今回気になったのは交流の広場で紹介されていたロボットアームです。筋ジス協会をはじめ以前からロボットアームが紹介されてはいましたが、高価なものでまだまだ高嶺の花かたと思っていたところ、なにやら機能も価格もいろいろと研究されていたようです。

一つは以前からも紹介されていたEXACT DYNAMICS社のロボットアーム。この動きは実におもしろい。実際の動きを是非ご覧ください。http://www.exactdynamics.nl/nihongo/index.html
今度日本代理店となっているテクノツール(http://www.ttools.co.jp/)さんでは、近々簡易版を出す予定のようです。
また、岐阜県情報技術研究所メカトロ研究部では国産の福祉用ロボットアームの開発を行っているようです。
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さて、ロボットアームは誰もがあこがれる機器の一つかとは思いますが実際のところ、どんなことに使ってみたいと筋ジスの彼らに聞いみても、落ちたものを拾うなど当たり障りのない回答。たとえば好きな娘に花束を差し出したいなど、もっとユニークさがほしいな~。

コレスペ紹介 (八雲高等学校生徒会のみなさんへ)

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北海道八雲高等学校の生徒会のみなさんが、交流会の打ち合わせで八雲養護学校を訪れていたので、これを機会にと、コレスペを紹介させてもらいました~。(^o^)

「みなさんは、卒業されたらどうされますか?」
それぞれ、進学や就職と答えてくれた皆さんでしたが、これから交流会を通して出会う、八雲養護学校の生徒達の卒業後の姿となるとなかなかイメージできないものです。
今回、コレスペの紹介を通して、コレスペで活動するみんなが、どんな工夫やおもしろさをもって、自分たちの卒業後の形を探しているかを感じていただけたようです。
もしよろしければ、お仕事くださいね。

スイッチとは何ですか?

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「環境制御装置の産みの親」「スイッチの神様」と名高い、現在、早稲田大学 人間科学学術院 健康福祉科学科で教鞭をとられている畠山卓朗氏が八雲に来られました。

支援技術を通して、在校生活そして、卒業後にどのような世界を見つけられるのか。畠山さんの言葉一つ一つに卒業生はもちろんのこと職員もそれぞれの気づきを得たようです。

ここ八雲病院にとって畠山さんのこれまでの取り組みは、大きな励みになっていました。直接は知らなくても、1個のスイッチで操作ができるマウスや、南九州病院の筋ジス患者である轟木さんとの関わりを見聞きしながら、自分たちの姿と重ねていたといいます。

彼らに少なからず影響を与えるきっかけになったのが1995年NHKで放映された「わが分身たち」でした。そこでは、支援機器で、それまで重い障害をかかえ、やらないことが当たり前になっていた人の変化をドキュメントスタイルで表現した番組でした。
当時、身の回りの動作がほぼ介助に頼っていた「たけ」さんも大きく影響を受けた一人でした。たまたま夕食後にみたテレビで畠山氏と轟木さんとの関わりを知り「まだあきらめなくてもいいんだ」「できるところまでやってみよう」と随分と励まされたと言います。

来訪当日は、在校生・卒業生への授業をいれてもらいました。
生徒からは
・「先生にとってスイッチとはなんですか?」
・「スイッチを導入するうえで大切なことはなんですか」
・「いままでで難しかったスイッチは何ですか?」
と、畠山さん曰く、初めて受けた質問で大変驚かれていたようです。授業の中で、彼らへのメッセージは多々ありましたが、
「好奇心をもつこと」「達人になること」「気づき」がとても印象に残りました。

Assistive Technologyの世界:
http://homepage2.nifty.com/htakuro/index.html

Let's スポーツ吹矢

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大きく息を吸ってーーーーーー!!
ぷっーーーーーーーー。(>_<)

吹矢といえば、アフリカや、獣医の麻酔をイメージしますが、公式競技があるのをご存じでしたか?

呼吸リハの訓練として使えないか?M先生が紹介してくれた新しいスポーツは、たちまち大人気です。
コレスペでも活躍している”しゅんくん”は、臨床実習にきている学生さんと、第1回スポーツ吹矢大会 駿介杯を開きました。
豪華景品盛りだくさんと、必死な姿に、ギャラリーも大爆笑の一日でした。

日本スポーツ吹矢協会

東京都障害者ITサポートセンター訪問!!

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IT支援の先駆的な東京都障害者ITサポートセンターの訪問に行ってきました!!

東京コロニー 職能開発室
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コレスペ販売所!!

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北海道八雲町にあるハーベスター・八雲さんのSHOPで、コレスペのみんなの素敵な作品を委託販売してくださることになりました!!
ここ、ハーベスター八雲さんは、函館から車で一時間ほど国道5号線を北上したところにあります。噴火湾を一望できる小高い丘にあるレストランではハーブチキンやピッツァと、おいしい食事と静かな空気に抱かれます。
一度訪れた際には、ぜひ、お隣のSHOPにもお立ち寄り下さい。