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福祉機器ってなあに?第10回勉強会

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はやいもので、勉強会も10回目。今日は、すてきなゲストがおいでになりました。あおぞら気分でお馴染みの『のぶ』くんです。
skypeにて在宅からの参加です!
残念ながら、今回はサウンドonlyのみの参加でしたが、ステキな声は、しっかりと「私も参加しています」と主張した感じでした。

さて、今回は、高等部1年生の『たかくん』からの話題提供。今回も「コミュニケーション」をテーマにしました。
なんと、いきなり『ぼくはコミュニケーションが苦手です!』とカミングアウト。
そこで、急遽「誰が一番、コミュニケーションが苦手か?」自慢が始まりました。
+++を得意。---を不得意として、自分は++、+、0、-、--
と、自分の不得意度はどれくらいと競いました。

このような尺度は、すき・きらいでは、測れない、感覚を表現するのに役立ちます。

ちなみに、キング オブ コミュニケーション苦手に輝いたのは、『よしゆきくん』と『えとちゃん』でした。

みんながどんなところで、コミュニケーションが苦手と感じているかというと・・・
・何を話してよいかわからない
・苦手な話題だとどうしてよいかわからない
・間が持たない。怖いとなる。

でした。

マクドナルドなどのサービス業では、コミュニケーションの研修会があるようです。接遇だけではなく、自分自身が、コミュニケーションについての苦手感覚を克服するもののようです。

偏愛マップというのをご存じですか?
斎藤孝さんの「コミュニケーション力」という著書の中で紹介されています。
話題で盛り上がるのは、お互いに共通した話で、特に、好きなことが多いようです。私もよくよく考えてみると、困ったことや、何かしたいことがありますか?と聞かれるよりも、具体的で自分のわかることのほうが、どちらかというと喋りやすいですものね。

こうやって、好きなことを掘り下げることで、相手のこだわりを感じることができ、支援の一歩にもなるのです。

さあ、実際に雑談をしてもらいましたが、一堂、偏愛マップがないよりは、あった方が喋りやすいと元気になったようです!!