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情報プロジェクト体験プログラム2008

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千歳科学技術大学
では、e-ラーニングを始めICTを駆使し率先した教育に力を入れている大学です。今回、情報プロジェクト体験プログラム2008があり、八雲養護学校の在校生も参加させてもらう予定です。

今回は、受け入れにあたり、どのような準備をしたらよいかとのことで、打ち合わせに来られていました。

なべちゃん&えとちゃん講義の感想をもらいました

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今日の話で、もっとも勉強になったことは何ですか?
・パソコンに目の悪い人のための機能がついていたこと。
・目が見えないから、周りがどうなっているのか、わからないから、何を気をつければいいのか、こわいことが多い。
・目がみえないと、こんなに怖いということがわかった。
今日の話で、特に面白かった内容は何ですか?
・視覚障害者になったと仮定してアイマスクをかけて体験したこと。
・音で導いてみたところ。
・パソコンで目の悪い人が使う機能が絵を描くときにも使われること。
卒業生の講習会はどうすればもっとよくなると思いますか。考えを書いてください。、
・棒かスティックを使って、周りを探りながら動いてみたかった。
・もう少し、声が大きくてもいいと思う。
・もう少し、ゆっくり話してもいいと思う。
・実際に体験できるというのはいいことだと思う。このまま続けて欲しい。
卒業生に一言!卒業生が行なった二回の講習会の感想を書いてください。
・二回も講習会をしてくれてありがとうございます。
・機会があれば講義をしてほしい。
・「卒業生が何をしているのか」と書いた、意見を使ってくれて、ありがとうございました。
・目の見えない人がどういうふうに歩いているのかの話がわかりやすくてよかったです。

福祉機器ってなあに?第9回勉強会

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今日の話題提供者は、高校一年生の『ゆうた』くんから。
「大乱闘スマッシュブラザーズ」という任天堂のゲームのついての話題です。こんなにおもしろいよと、どんな技が出るのか、どんなしづらさがあるのかを紹介してくれました。

聞き上手に必要な視点を覚えていますか?
「笑顔」「目をみる」「あいづち」「うなずき」
と、『ゆうた』くんの話を聞いていた、みんなは、聞く姿勢になっていたのか?
いかがでした?

『ゆうた』の発表は、好きなんだという強い思いは伝わってくるのですが、ゲームの内容を知らない人にはイメージがつかめません。

そこで、「人にどうしたらわかりやすく、伝えることができるか?」今日はこの辺のことでディスカッションしました。

ポテトチップ会社の社長だったら、何を知りたいか?
当然、商品がおいしいのか?どう満足なのかを知りたい!という風になりますが、それをどうやって教えてもらえばいいのでしょう?
一つには、アンケートで、意見を募集する方法があります。
では、どんな項目を作りますか?

・価格
・量
・パッケージのデザイン(形・大きさ・色など)
・おいしさ
 :堅さ・味・etc

などがありますよね。この他にも実際のアンケートでは、企業が聞きたい内容が項目別に並べられていると思います。

でも、これって、企業側が聞きたい項目になっており、出てきた回答が、都合のよいように、解釈されることもあるのです。

アンケートの最後に、自由記述の項目がありますが、そこに現れた表現を、テキストマイニングという方法を用いて、顧客がどんなことに満足しているのかを聞き出す手法があります。
例えば、ブラジャーの装着感など、項目では表現しにくいことも、きつい・ここちよい・ぴったり・ごわごわなどといった、形容詞を整理していくことで、どんな傾向があるのかを調べたりします。

福祉用具を使う立場で、物事を分析するにしても、満足度を忘れてはいけませんね。

今回、気持ちだけの説明ではなく、項目を整理して伝えることで、人に伝わりやすい情報になることを学びました。