第2回目となるコミュニケーション支援技術研究会による研修会が神奈川リハビリテーション病院で11月3日、4日に行われました。
今の季節の神奈川は、これから紅葉のようで、木には柿やカリンがなっていました。
講習会には、30人以上の参加者があり、職種もOTだけでなく、PTやST、教員やパソコンボランティアさんの姿もありました。この研修会では、支援技術でもコミュニケーションをテーマにし、道具の知識だけでなく、当事者への適応を中心とした集まりになります。
今回は、下記のプログラムでした。このような道具の紹介ではない、どのような考え方で当事者との支援活動を行うかの研修会が全国各地の状況に合わせた形で行われ、当事者の生活に変化が生まれていくことを切に思います。
・コミュニケーション概論
「コミュニケーションの極意」
・身体から観たコミュニケーション
「姿勢からはじめるコミュニケーション拡大への支援」
・非言語的コミュニケーションとは
「失語症患者とのコミュニケーション」
・支援技術を導入するには
「リハ病院における支援技術の導入と情報収集」
・在宅への訪問支援
「訪問支援で大切にしていること」
・人と機器をつなぐもの
「スイッチ適応と患者ニーズ相談」
・遊びや教育への応用
「教育支援で大切にしていること」
「障害児へのコミュニケーション支援」
・支援機器操作が引き出す活動性
「TVゲームなどの身体・精神活動の賦活」
・支援技術を駆使した在宅生活
「音楽をもう一度」