記事一覧

トップ > 2007年11月09日

ひめかれ完成!!

ファイル 126-1.jpgファイル 126-2.jpg

おまたせしました、ひめのカレンダーが堂々完成です!

0.215ミリの半光沢紙を使用。A4を二枚でカレンダーを表現してあり、壁のインテリアとして重宝すること間違いなし!!
また月の数字は、ひめがこころを込めて習字で描いたもの。
1セット500円で限定5個。11月12日(月曜日)10時より販売開始。
みかけたら声をかけてね。

もれなく、ひめの特製名刺がついてくるよ!!

なべちゃん講師その2

ファイル 114-1.jpgファイル 114-2.jpg

いよいよ、なべちゃん講師と小学部担任との打ち合わせの日です。物怖じしない彼は、「なんか、卒業した雰囲気をだんだんと感じてきている。学校を見守っている感じ」と、学校へ打ち合わせに向かう廊下でポツリと、今の自分を見つめていました。
苦労してつくったシラバス(進行表)も概ね好評で、担任の先生からは、「なぜ、なべちゃんが、福祉情報技術コーディネーターに、なろうと思ったかを、生徒に伝えて欲しい。小学生の彼らがこれからの道を造っていく上でも有意義な時間になれば」と、期待を込めた要望がありました。

彼は、「やはり先生は、指導のプロ。実際こうした方がよいとの意見にも納得だった。また、人に教えることは奥深いと思った。」と感想を話していました。「一年後こんなことをやっているとは想像していなかった。」と、興奮気味のなべちゃん。早速、来週の授業参観で、小学生の二人がどのように授業を受けているかを見に行きたいと、さらなる意欲を磨いていました。
さて、本格的にエンジン始動。授業日程の打ち合わせもすすみ、細部を煮詰めていくようです。

アンケート用紙

ファイル 115-2.jpg

油絵カレンダーを作成しているタムタムさんは、購入していただいた皆さんに、返信用のはがきを同封してアンケートの準備をしています。
1.カレンダーの全体のデザイン、文字はどうでしたか?
A.とっても良かった。 B.まあまあ良かった C.良くなかった D.工夫が必要(           )
ファイル 115-1.pdf

こんな感じで、今後に向けた準備を、今からしているとは。。
恐るべしです!!

コレスペAT講座その1:「ITってなあに?」

 IT機器を利用することで、例えば足の不自由な方が、書店に足を運ばなくても、ほしい本を購入できたりと、ITは障害者の生活を大きく変えようとしています。みなさんは、障害者IT利活用支援と聞いて、何を始めるでしょうか?
 パソコンの使い方やインターネット利用、もしくは重度障害者への意思伝達装置の導入や、スイッチの調整といったことに注目が集まるかもしれません。しかし、一方で、「なぜパソコン利用の支援が作業療法になるのか?」「IT利活用支援の対象者は、重度障害者のみではないの?」「ITといわれても、雲をつかむような話で、正直なところ、何に関わってよいかわからない。」という話も聞かれます。
では、ITとは、そもそも、なんなのでしょうか?
ファイル 95-1.jpg
「名前もわからない“それ?”」を、みなさんなら、どのように紹介されるでしょうか?
例えば、目の前にいる人にであれば、直接“それ?”を手渡すことで説明が可能ですが、離れている人であれば、写真や絵、もしくは、形や大きさ、色、重さ、何と似ているかなどと、“それ?”を表す固有の特徴を、電話や手紙、メールなどの手段で伝えようとします。
ファイル 95-2.jpg
こうした、それまで密接な関係にあった“それ?”に含まれる固有な特徴を取り出したものが情報であり、一端、切り離された情報は、映像や音声など、あらゆる形へと再構成が可能になります。
障害者IT利活用支援において、私たち支援者が関心を寄せるのは、この情報化の技術により、人にあわせて情報をわかりやすく、加工(再構成)できる点にあります。例えば、発声が困難な方では、コミュニケーション機器の利用で、文字や音声に変換して自分の言いたいことを他者に伝えたり、移動に不自由がある場合では、ワープロで作成した書類をメールで送ることで、職場に行かなくても仕事ができる点などが上げられます。
このようにIT利活用により、運動・知覚・認知機能のそれぞれに困難さを抱えていても、物理的な条件に左右されることなく、活動の機会が得られるように支援ができるのです。