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コレスペと旭山動物園

先日、旭山動物園の坂東園長が八雲小学校に来校し講演をされていました。本日は、「いいなー。僕も会いたかった」と、病院のみんなでその話題。(^-^)

旭山動物園といえば、『行動展示』。動物のありのままの姿を見せる方法ですが、
ふと、コレスペと似ているなって思いました。そんなことを発言すると、「僕らを動物と一緒にするな!」って怒られそうですが、入院している、みんなの”ありのまま”を感じてもらうには、それなりな工夫が必要だって思います。

八雲病院には年間、多くの方が見学に来られますが、来院される時間によって、抱く反応は大きく違うようです。午後4時近くは、みんなはベッドの上。座って本を読んでたり、横になってテレビをみて過ごされているかたが多い時間です。

来院者にとっては、NPPV(非侵襲的人工呼吸)をした、重度な障害の方が、入院して療養生活をしているとしかうつらないでしょう。
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卒業後。。。その5

さて、本日もTくんとのやりとりの続き。なんか、放課後の塾のような装いになってきました。!(^^)!


さて、宿題はやってきたかい?
「もちろん!函館の自宅から、駅前の会社まで福祉タクシーでいくらかかるか?って質問だった。」
おー。さすが。では、いくら?
「1500円。インターネットで調べたら市内だったら、それくらいだって情報があった。」
それは片道?
「うん。」
じゃあ、往復で、3000円もかかるんだー。これじゃ赤字だね。(-_-;)
函館には、どれくらいの福祉タクシーの会社があるの?
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『よっしー』と、福祉機器。

以前より、福祉機器に興味がある、『よっしー』さん。にもかかわらず、東京大学先端科学技術センターの中邑先生に、現在八雲と取り組んでいるWEB会議などをはじめとする研究へ、一緒にどう?と誘われても、及び腰。

そこで、どうしたいのかとまとめてもらうことにしました。
・きっかけは?
:電動車椅子、パソコンの入力支援機器、スイッチのフィッティングなど様々な支援技術のおかげで成り立ている今の自分があり、福祉機器を勉強して何かの機会に人の役に立てるかも知れないと思った。
・これまでの取り組みは?
:ホームページを立ち上げたが、自分が紹介していく情報に不安もある。専門知識がないため。
・これからどうしていきたいのか?
:福祉機器への興味はもちろんあり、このことで、自分の生活もよくなるし、多くの人の役にたてる可能性もあるので、もっと深めたい。
:東大先端研の方たちとは、養護学校での講義の前から調査への協力など機会があったので、一から勉強させてもらい、ゆくゆくは形にしたい。。
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ひさびさに。。

ファイル 630-1.jpgファイル 630-2.jpg

6校時目の授業に少しだけ、おじゃましてきました。

高等部B組では、自立活動の時間で写真をとっていました。早速、僕らも、ハイチーズ。
普段病棟で、出会う彼らとはまた別な雰囲気です。

A組では、なにやら、制作物を極秘にすすめていました~。

担任の先生から「この絵をみて、みんななら、いくらで買う?」との質問に対し、
「うーーん。却下です(^^;)」とのこと。

キャラクターものの絵をポストカードにして、売るのは、どこでうるのか?誰を対象にするかが課題となってきます。
そこで、我らが『おさむ』くん、曰く、「絵だけでなく、言葉があったらどうだろう?」とのこと。

いっぱい描けば売れる物でもありませんから、自分たちのできることを、どのような戦略で伝えていくか?
つまり、他者にわかりやすい存在になることが、コレスペのコンセプトなんだと、先輩の背中をみて思いました。

へっどばんきんぐ

ファイル 629-1.jpg

ちゃくちゃくと、完成に向かっている、タムタム画伯の油絵です。
ふと、気になる点をみつけました。
筆を動かす際に、頭を前後に動かしているのです。

その姿は、まるで、『ヘッドバンキング』。
「タムタム、ついにロックか?」

彼曰く、「こうすると、筆の運びが進む」とのこと。

芸術は、リズムなのでしょうか?

むし、むし、むししし。

ファイル 628-1.jpg

手のほくろ?

いやいや、小さいクモ。
「あははは」と、笑いながら、「先生!とってください。」との、『おさむ』くん。

そこで、すかさず、シャッターチャンス。

「いやいや、写真じゃなくて、虫をとってください。ハハハ。かゆいです。。(^^;)」

言葉は正しくつたえましょう。