記事一覧

トップ > 2009年10月27日

机の高さも支援機器!?

支援機器って、なにも障害者専用の道具ばかりをさすのではありません。

例えば、机一つも、その人にとっては、立派な支援機器に早変わりです(^_^)v
ファイル 708-1.jpg ファイル 708-2.jpg

筋ジストロフィーの場合、手を挙げられない(机から離なせない:肩や肘の力が弱い)ため、食事摂取や、顔を洗うなどの、手を顔に、近づける動作の場合に、机を高くして工夫していることがあります。
一方で、あまり机が高すぎると、今度は机の上での腕を動かす範囲が制限されてしまいます。そのため、おかずがとりにくくなってしまうため、あらかじめ箸の届く範囲に副食のお皿をセットしてもらったり、回転テーブルにのせたりと工夫していることがあります。
ファイル 708-5.jpg
これと同じように、パソコンのキーボード操作では、机が低いほうが操作がしやすいのですが、首の動きが制限されている場合には、手元が見えにくいため、モニタ画面の位置調整が必要になってきます。
ファイル 708-3.jpg ファイル 708-4.jpg
このように、机の高さ一つで、活動性が変わってきます。病室場面では、電動ベッドの昇降機能を利用して、テーブルの高さを変えて、こうした活動の違い(食事やパソコン操作など)に対応しています。

みんなすごいですね。(*^_^*)

福祉機器導入で必要なこと

福祉用具の導入や、機器開発で大切な要素は?と相談されました。

高度な機器の知識も必要ですが、もっとも大切なものは、バランスです。
ファイル 707-1.jpg
・人の要素:身体運動 知覚 認知機能 意思(興味・価値)

・介護者の要素:扱いやすさ等

・何の活動なのか?

・道具の持つ特徴

これらの要素のうち、どれを軸にするかで、道具の形も変わってきます。

函館高専中村先生いらっしゃーい。

ファイル 706-1.jpgファイル 706-2.jpgファイル 706-3.jpgファイル 706-4.jpgファイル 706-5.jpg

本日は、函館工業高等専門学校で、福祉機器を専攻している学生さんとの交流が予定されていましたが、今蔓延しているインフルエンザ対策のために中止になってしまいました。その代わり、機械工学科の中村先生が視察にこられました。

みなさん、それぞれ自分たちの工夫を披露されていましたよ~。(^_^)/~
今後は、学生さんと、入所者の相互でコミュニケーションをとりながら形にしていけるといいですね。(*^_^*)

来年は何年?

今年も、『もう』、あとちょっとですね。
来年は何年?

コレスペの年末商戦始まりです。
ファイル 709-1.jpg
ご利用のほど、お待ちしております。(^_^)v
ファイル 709-2.jpg ファイル 709-3.jpg
『わっか』は、お得意の習字で参戦です。
おひとついかが?